■日時:平成25年7月7日(日) 14:00~16:00
■会場:千里公民館第3講座室
■主催:発達障がい児の支援を考える会
プログラム内容
「発達障がい児の就労に向けての支援方法」
ジョブジョイントおおさか 所長
高橋亜希子 氏
「パネルディスカッションおよび参加者質問」
高橋 亜希子氏 (ジョブジョイントおおさか 所長)
山田 耕三氏 (発達障がい児の支援を考える親の会 会長)
宮原 一憲氏 (発達障がい児専門サポート教室すてっぷ 代表)
■後援:大阪府・豊中市
豊中市教育委員会・箕面市・箕面市教育委員会
■講演会の詳細
発達障がい、その周辺のお子さんを持つご両親にとって最も心配なことは、「将来的にうちの子は社会に出て生活していけるのだろうか」「就職して、自立した生活を送ることができるのだろうか」ということではないでしょうか。
今回の講演会の第一部では、障がい者の就労を支援する施設である、ジョブジョイントおおさかの所長を務めていらっしゃる高橋様より、同団体における就労支援のしくみと、その実状についてお話頂きました。
ジョブジョイントおおさかでは、一定の期間を設けて、対象者に対して就労支援のサービスを提供しているそうです。その際には、対象者の習熟度に応じてクラス分けを行い、職業実習の内容を変化させるなど、細やかな配慮を行っていることをお伺い致しました。
第二部では、高橋様と、当会会長の山田、事務局長の宮原を加え、質疑応答を行いました。
山田は、発達障がいの子供を持つ自身の経験から、就労支援につながる家庭での教育の方法についてお話いたしました。
宮原からは、発達障がいのお子様専門の学習塾を経営している観点から、過去に受け持ったお子様や、そのご両親が感じていた就労への不安、塾で実際に行っている学習プランなどについてお話いたしました。
お子様を通常の学校に通わせるべきか、支援学校に通わせるべきか、お悩みのご両親もいらっしゃいました。そのような方々へのアドバイスも含め、時間いっぱいまで質疑応答が行い、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
今回の講演会を通じて、就労でお悩みのお子様やご両親が、その悩みを共有し、少しでも支援のお役にたてたとしたら幸いです。