■日時：平成25年11月10日（日） 10:00～
■会場：国立オリンピック記念青少年総合センター
■主催：発達障がい児の支援を考える会
プログラム内容
「発達障がい児が社会の中で生きるために」〜就労を目指し、学齢期（小・中）にできること〜
講師 目黒障害者就労支援センター
就労支援員主任・社会福祉士 岩原あゆみ氏
・「パネルディスカッションおよび参加者質問」
岩原 あゆみ氏
（目黒障害者就労支援センター就労支援員主任・社会福祉士）
宮原 一憲氏
（発達障がい児専門サポート教室すてっぷ 代表）
■講演会の詳細
現在、学齢期のお子様を持つご家族にとって、お子様の「社会参加」までを見据えて日々の子育てを考える機会はなかなか持てない現状にあるかと思います。今回の講演会は、直面した時に考えるよりも、今だからこそできることを見つめ、考えるきっかけをというご希望からの開催となりました。
第一部では、障がい者の就労を支援する目黒障害者就労支援センターで主任支援員を務めていらっしゃる岩原様より、同センターにおける就労支援の取り組み内容と、実際のケースについてお話頂きました。
更に、いかに協力体制をとって就労を目指すことができるかという連携のとれた環境の大切さについて、そして学齢期にある時から身につけておきたい社会的なスキルについて具体的にお話頂きました。
第二部では、岩原様と、当会事務局長の宮原を加え、質疑応答を行いました。手帳の取得に関する内容では、取得のタイミング、相談機関の他、取得により受けられる支援についてなど様々なご質問、ご意見を頂きました。
また、就労を見据えた就学、特に中学卒業後の進路について、支援学校を選択するかどうかという具体的なお話も頂きました。時間いっぱいまで質疑応答は行われ、様々な角度から子どもたちの置かれている現状や将来を考える時間となりました。
今後も皆様のご意見やご要望を承り、子どもたちの社会参加を支援するお役にたてるよう、活動して参ります。
